5店舗、15店舗、50店舗と増えていく拠点を、1つずつログインして管理する方法では、いずれ限界が来ます。
その解決策としてGoogleが用意しているのが「ビジネス グループ」という機能です。よく混同される「地域グループ(ロケーション グループ)」は、まったく別のGoogleの製品です。この違いについても、後ほど詳しく説明します。
Googleビジネスプロフィールのビジネス グループとは何か、なぜ重要なのか、標準的な設定方法、そしてLocalithの店舗情報管理プラットフォームでそれをどう拡張できるのかを知りたい方は、ぜひ読み進めてください。
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無料トライアルを開始Googleビジネスプロフィールのビジネス グループとは?
ビジネス グループとは、1つのアカウントの下でまとめて管理するビジネス プロフィールの集まりを指す、Googleの用語です。
Google自身は、ビジネス グループを「同僚とビジネス プロフィールを管理・共有するための、より安全な方法。プロフィール用の共有フォルダのようなもの」と説明しています。
ビジネス グループを使うと、次のことができるようになります。
- ログイン情報を渡さずにアクセス権を共有する
- グループ内のすべてのプロフィールを一か所で確認・管理する
- 一部の変更を複数のプロフィールにまとめて反映する
ヒント: Googleビジネスプロフィールの管理を始めたばかりで、複数の拠点を運営している場合、Googleは何よりも先にグループを作成することを推奨しています。この記事で紹介するすべての内容は、このグループが土台になります。
ビジネス グループで店舗を管理するメリット
グループ化すると、多拠点ビジネスの日々の管理の進め方が大きく変わります。主なメリットは次のとおりです。
- 時間の節約。 何度もログインし直す代わりに、1回の操作で済みます。1店舗なら5分で終わる作業も、グループ化しないまま10店舗で行えば、手に負えないチェックリストになってしまいます。
- 一貫性。 営業時間、カテゴリ、ビジネス情報が店舗間でそろった状態を保てます。1件ずつ編集するうちに、気づかないまま内容がずれていくことを防げます。
- すっきりしたアクセス管理。 社内チームや代理店へのアクセス権は、グループ単位で付与・取り消しできます。パスワードを共有する必要も、誰がどこにアクセスできるのかを推測する必要もありません。
- 責任の明確化。 全員が同じログイン情報を使い回すのではなく、オーナーと管理者という役割によって、誰がどの権限でアクセスしているのかがわかります。
- 入社・退職時の手続きが簡単。 チームメンバーのアクセス権を、プロフィールごとではなく一か所で、グループ内のすべての店舗に対してまとめて追加・削除できます。
一番の価値: グループ化によって、「別々に管理しなければならない12のビジネス」が「12店舗を持つ1つのビジネス」に変わります。これは考え方の違いにとどまらず、実際の管理業務そのものが変わるということです。
ヒント: これらのメリットは、外部ツールを使うかどうかに関係なく得られます。Google側でグループ化するだけでも十分に価値があります。この記事の後半では、それをさらに拡張する方法を紹介します。
ビジネス グループとGoogle広告の地域グループの違い
多くの方がここで混同してしまいます。
「地域グループ(ロケーション グループ)」はGoogle広告の用語です。広告キャンペーンの絞り込みやターゲティングに使う、再利用可能なビジネス所在地の集まりのことで、ビジネス プロフィールの管理とは関係がありません。
「ビジネス グループ」はビジネス プロフィール マネージャの用語です。この記事で扱っているのはこちらで、実際のプロフィールをまとめて共同管理するための機能です。
| Googleビジネスプロフィールのビジネス グループ | Google広告の地域グループ | |
|---|---|---|
| 利用する場所 | ビジネス プロフィール マネージャ | Google広告 |
| 目的 | 複数のプロフィールの共同管理 | 広告キャンペーンの絞り込みとターゲティング |
| 利用者 | 多拠点ビジネスや代理店 | 地域ベースの広告を配信する広告主 |
| Localithとの関係 | 直接関係あり(Localithが取り込む対象) | 該当なし |
ヒント: 複数のプロフィールを管理する方法を探して「Google 地域グループ」と検索した方も、この記事で合っています。必要なのは、Googleが「ビジネス グループ」と呼んでいる機能です。この記事では一貫して正しい用語を使っています。
Googleでビジネス グループを作成・管理する方法
Localithを使う前に、Google自身の画面でビジネス グループをどう扱うのかを見ておきましょう。
グループを作成する
- ビジネス プロフィール マネージャにログインします。
- プロフィールを2件以上管理している場合は、右上の 「グループを作成」 を選びます。
- グループ名を入力します(例:「関東エリア店舗」)。
- 「作成」 を選びます。
既存のプロフィールは後からグループに移動できるため、作成時にすべてをまとめておく必要はありません。対象のプロフィールを選択し、右上の操作メニューから 「ビジネスを移動」 を選んで、作成したグループを指定します。
オーナーと管理者の役割の違い
グループの権限は2つの役割で管理されており、その違いを理解しておくことが大切です。
- オーナー は、他のオーナーや管理者の追加・削除、グループの削除、オーナー権限の譲渡ができ、グループ内のすべてのプロフィールを管理できます。
- 管理者 は、グループ内のプロフィールを追加・編集・削除できますが、グループ自体に他のユーザーを追加したり削除したりすることはできません。
これらの役割を持てるのは個人のユーザー アカウントだけです。Googleグループ(メーリングリストの製品)をオーナーや管理者として追加することはできません。
ヒント: グループには常に1人の「メインのオーナー」が必要です。メインのオーナーは、先に権限を譲渡しない限り自分自身を削除できません。担当者の異動や退職でグループに入れなくなる前に、引き継ぎの段取りを決めておきましょう。
代理店向けのビジネス グループ
クライアントの店舗を管理する代理店も、同じ機能を組織という単位の下で利用します。組織のオーナーはグループの作成と削除ができ、組織のメンバーはグループの作成と編集はできますが、削除はできません。
ヒント: 代理店の場合は、新しいクライアントの店舗を受け入れる前に、このアクセス権の設計を済ませておきましょう。後から整えるのは大変です。
ビジネス グループで標準的にできること
店舗をグループにまとめると、Googleの標準機能だけで次のことができます。
- アクセス権を一元管理する。 オーナーも管理者も、個別にログインし直すことなく、グループ内のどのプロフィールでも編集できます。
- すべてを1つのダッシュボードで確認する。 状況を確認するためにプロフィールを切り替える必要はありません。
- 一部の変更を複数のプロフィールにまとめて反映する。 ただし、すべての項目や作業が標準機能で一括編集できるわけではありません。
ヒント: 標準のグループ機能は、アクセス管理と全体の把握には十分に役立ちます。しかし、本格的な一括作業までは対応していません。その不足を補うために作られたのがLocalithです。
Localithでの管理方法:1つのダッシュボードで6つの一括操作
Localithは、Googleビジネスプロフィールのアカウントにすでに存在するビジネス グループを取り込みます。Localith側で独自にグループを作成したり、名前を変えたり、構成を変更したりすることはありません。
グループの構成、オーナー権限、管理者の役割はGoogleのビジネス プロフィール マネージャで設定します。これはLocalithを接続してもしなくても変わりません。
Localithが加えるもの: グループの店舗を取り込んだ後は、店舗ごとに同じ作業を繰り返す代わりに、1つの画面からグループ内のすべての店舗に同じ操作をまとめて実行できます。
ヒント: 役割分担として考えるとわかりやすいでしょう。グループの構成と権限はGoogleが担い、取り込んだグループ内の店舗に対する日々の作業を大規模に行うのがLocalithです。
ログインしてビジネス プロフィールのアカウントを接続すると、Googleで作成済みのすべてのグループが「リスティング」に表示されます。作り直す必要はなく、そのまま取り込まれます。そこから、次の作業をグループ全体に対してまとめて実行できます。
1. 複数の店舗にGoogle投稿を公開する
プロフィールごとに1件ずつ投稿する代わりに、同じお知らせ、特典、最新情報を、1回の操作でグループ内のすべての店舗に配信できます。
2. ビジネス プロフィールの店舗情報を一括更新する
営業時間、カテゴリ、ビジネスの説明、属性を、グループ内のすべての店舗でまとめて変更できます。
3. グループに写真を一括アップロードする
プロフィールごとにアップロードを繰り返す代わりに、同じ写真のセットをグループ内のすべての店舗にまとめてアップロードできます。
4. グループ全体のパフォーマンスのインサイトを確認する
店舗ごとの数値だけでなく、グループ全体をまとめたパフォーマンスを確認できます。
5. 店舗情報の無断変更を検知する
カテゴリが元に戻されていたり、権限のない人が営業時間を編集していたりと、本来変わるはずのない店舗情報が変更された場合に通知を受け取れます。
6. グループの担当をチームメンバーに割り当てる
Localithのチームメンバーをグループに割り当てると、そのメンバーには担当範囲の店舗が自動的に割り当てられます。これは取り込んだ店舗に対するLocalith独自の権限設定で、グループ自体に対するGoogleのオーナー・管理者の役割とは別のものです。
ビジネス グループを管理するためのベストプラクティス
ビジネス グループを最大限に活用するために、次の3つを実践しましょう。
- 最初から店舗名の付け方を統一する。 公開中の数十件のプロフィールに、後から命名ルールを当てはめるのは、最初からそろえておくよりもはるかに大変です。
- アクセス権を定期的に見直す。 退職した従業員や契約が終わった代理店が管理者権限を持ったままになっているのは、よくある、しかし避けられるリスクです。多くの場合、監査をして初めて気づきます。
- 投稿とクチコミ返信の頻度をきちんと決める。 各店舗でその場しのぎに対応するのではなく、グループ全体に同じルールを適用しましょう。
ヒント: これらは適切な判断の代わりになるものではありません。その判断を、店舗ごとにばらつかせることなく、すべての店舗に一貫して適用するためのものです。
店舗を正しくグループ化し、一か所から管理しましょう
複数のビジネス プロフィールをまとめて管理するためのGoogleのツールは、地域グループではなくビジネス グループです。
標準機能はアクセス管理と全体の把握には十分ですが、本格的な一括作業までは対応していません。Localithは既存のグループを取り込み、そのうえで一括操作を追加します。グループの構成はGoogleに任せたまま、日々の管理を大幅に効率化できます。
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